新有楽町ビルヂング

新有楽町ビルヂングは、第一期竣工1967年、第二期竣工1969年の少し年下のオヤジビルディングです。有楽町駅の真ん前に建つ、青いタイルとラウンドフォルムの窓の意匠が美しい大好きなビルです。丸の内日活劇場跡地に第一期工事、農協会館および毎日新聞東京本社跡地に第二期工事をし、1969年に完全竣工に至ります。
これにより、丸の内仲通りの東側は三菱地所のビルが連なることになりました。
毎日新聞は1966年に竣工したパレスサイドビルディング、農協会館は農協ビルにそれぞれ移転しました。
工期が別れたことにより、2つの建物がくっついたような独特な意匠になったのでしょう。そこが堪らなく好きなのです。
このビルは名称が3度に渡り変更になった希有な経歴を持っています。1965年第一期工事着工時は「新有楽町国際ビル(仮称)」、その後「有楽町ビルヂング」を経て、1966年に「新有楽町ビルヂング」に至りました。「新有楽町国際ビルヂング」は何でも入りみたいですね。
会館当初、名だたる外資系企業が入居してましたが、半世紀の時を経てシンガポール航空をはじめ多くの外資系企業が入居しています。


青いタイルと独特の窓の意匠が美しい


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